消費者庁から驚きの発表がありました。
熊本を中心とする九州での震災で、死者が何人も出ていて、多くの人が避難し、大変な目にあっているのに、それを利用した詐欺が発生しているというのです。
手口はいくつもあるようのですが、そのうちの一つにカニも利用されているのだとか。
「オホーツク海のカニを半額で買わないか。売上金の一部を義捐金にする。」
という電話がかかってくるそうです。
ふざけてますよね。
苦しんでいる人が大勢いるのに、それを利用して詐欺行為なんて。
そもそも公的な機関が電話で義援金を求めるなんてことはないそうなので、万が一にもこのような電話がかかってきたら注意してください。
あと、消費者庁の発表した義援金詐欺に関する手口とアドバイスがありましたので、転載しておきます。
1 情報が寄せられた事例・手口
- 社会福祉関係団体を名乗り、義捐金の訪問集金を行うという電話があった。
- 市役所の職員を名乗り、義捐金の名目で金銭の振込みを依頼する電話があった。
- 「オホーツク海のカニを半額で買わないか。売上金の一部を義捐金にする。」という電話があった。
- 義捐金を募集するメールが届いたが、メールに書かれているリンク先が実際はアダルトサイトであった。
2 消費者へのアドバイス
- 公的機関が、各家庭に電話等で義捐金を求めることは考えられません。当該公的機関に確認しましょう。
- 義捐金は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得した上で寄付しましょう。
- 口座に振り込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
- 不審に思ったとき、被害にあったときは、各地の消費生活センター等や警察までご相談ください。
- 各地の消費生活センター、消費生活相談窓口
(消費者ホットライン) 電話 0570-064-370- 警察(警察安全相談窓口)
電話 #9110引用:消費者庁HPより